ヒアルロン酸について
当院では、口元・唇周り・歯ぐき近くの審美ケアとして、ヒアルロン酸注入を用いた補助的な治療を行っています。歯や被せ物だけでなく、口元全体のバランスを整えることで、より自然で調和のとれた笑顔を目指します。ただし、本治療は歯科矯正・補綴と併用して行うことが多く、単独で「歯並びを動かす」目的ではありません。
ヒアルロン酸注入の特徴
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自身の体内にも存在する成分なので、比較的親和性が高いとされています。
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唇の輪郭を整えたい、口角や唇の下の凹み・影を軽減したい、歯ぐきの見え方を調整したい等の多様な希望に応じて用いられます。
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治療時間は比較的短く、日常生活への影響が少ない点がメリットです。
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自由診療(保険外)での実施が前提であり、費用・持続期間・仕上がりには個人差があります。
このような方におすすめ
- 口元の印象を整えたい方(唇・口角・歯ぐきの見え方・口元の凹みなど)
- 補綴や矯正治療の仕上げとして、口元全体のバランスを整えたい方
- 治療のダウンタイムをなるべく少なく、自然な仕上がりを望む方
- 補綴後・矯正後だけれど笑顔の印象が気になる方
治療の流れ
STEP 01.
初回カウンセリング・適応確認
初回にカウンセリング・口元の写真撮影・希望部位のヒアリングを行い、安全性・適応を確認します。
STEP 02.
リスクを含む施術内容の説明
注入部位・量・質についてご説明し、メリットだけでなく「腫れ・内出血・非対称・感染・過剰注入」の可能性などリスクも明確にご案内します。
STEP 03.
衛生管理された環境での施術
注入施術は、衛生管理された環境で医師または認定歯科医師が実施します。
STEP 04.
定期チェック・補正対応
終了後、定期的なチェックを行い、状態に応じて追加注入または補正を検討します。
よくある質問(FAQ)
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どれくらい持ちますか?
製剤・注入部位・個人の代謝差によりますが、一般的には6〜12ヶ月程度で徐々に効果が薄れていきます。
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痛みや腫れはありますか?
注入部位に麻酔を使うことが多く、施術中の痛みは軽度です. 施術後に軽い腫れ・内出血・圧痛が出ることがありますが、数日で落ち着く方が多いです。
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歯科で行う意味はありますか?
歯科医師が口元・歯ぐき・咬み合わせの視点をもって注入を行うことで、補綴・矯正・ホワイトニングなど他の治療との調和を図りやすいというメリットがあります。
リスク・留意点
- 注入により腫れ・内出血・感染・注入部位のしこり・左右差・アレルギー反応などのリスクが存在します。
- 製剤により稀に重大な合併症(血管塞栓・神経損傷など)が報告されているため、適切な注入技術・緊急対応体制が必要です。
- 自由診療(保険適用外)であり、効果や持続性には個人差があります。
- 妊娠中・授乳中・重篤な持病・出血傾向のある方は実施できない場合があります。
まとめ
ヒアルロン酸注入は、歯科治療の仕上げや口元全体の印象を整えるための有効な手段です。ただし、「必ずこうなる」などの誇大な説明はできません。透明性を持ってご説明し、患者さまご自身が納得した上で受けていただくことが大事です。
当院では、口元の美しさと機能の両立を目指し、ヒアルロン酸注入を含めたトータルケアをご提案しています。口元の印象に気になることがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。